2021/03/19 20:29
今回基金を集めさせていただく4匹の子猫についての流れを時系列で写真を添えてお伝えしていきます。
少し長いですが読んでいただけるとうれしいです。
2020/9/14
なんと前日、9/13にこちらの保護猫2匹を引き取っていただいたばかりの方から「仕事場付近で子猫が捨てらていた、どうしよう」と連絡をいただく。
(ちなみにその方にひきとっていただいたのはこちらの2匹、小夏かあさんと福ちゃん。初めて猫を飼われるので緊張していらっしゃいました)

(ふくちゃん上と小夏母さん下)

とりあえず拾って連れてきて欲しいとお伝えしました。
それがこの黒猫4匹です。

(一番最初に送られてきた写真。小さくて埃まみれ)
どうも産業道路の真ん中(?)に捨てられていたようで、埃まみれで痩せ細り、3匹は目が腫れていました。
病気の子猫は容体が急変しがちだと聞いています。
すぐにでも死んでしまうのではないかとドキドキしながら、まだミルクしか飲めないようなので授乳をしてみたら、一番小さくて目の腫れている子(チャイ)が逆に勢いよく飲みだしたので少し安心。
この日から深夜も3時間おきの授乳が始まりました。

(こちらを見ているのが麦)
次の日、
近くの獣医へ連れていったところ(この辺りの医療費は請求しないつもりで領収書が残っておらずなので金額に入っていません)
「推定生後1ヶ月くらいだけど栄養状態が悪かったようで体重が軽すぎる」「結膜炎を伴う猫風邪をひいている」とのこと。
目薬と抗生剤を処方されました。
幸いみんな嫌がらずに薬を飲んでくれましたが…
ここで4匹の子猫たちを紹介していきます。
(ちなみに名前はその時ハマっていたタイのドラマ「I'm Tee, Me Too/アイム・ティー、ミー・トゥー」https://www.wowow.co.jp/detail/171703
にちなんで全員お茶の名前にしました)
なつめ(オス)

来た時は一番小さくて一番茶色くて、一番よく眠る子でした。
最初目は空いていたのですが、どんどん腫れて閉じていって心配に。
病院で目印につけてもらった赤いリボンがお似合い。
今は一番大きく、手足が長くてイケメンに。
チャイ(メス)


最初から目がパンパンに腫れていて心配でしたが、人一倍ミルクをたくさん飲んで、今でも食いしん坊。
写真ではわかりづらいかもしれませんが最初は右目が腫れていたのが萎縮して左目が腫れてしまいました。
ひとと一緒に眠るのが好きな、抱っこするだけでゴロゴロいう甘えん坊です。
麦(オス)


麦は素直ですくすくした男の子。
最初は下瞼が腫れてくしゃみと鼻水がひどかったのですが、目の腫れは比較的すぐ引きました。
でも最後まで(里親さんのところでも)鼻水が続いていて心配です。
わんぱくで木登りも大好き。
キームン(メス)


この4匹のアイドル、フォトジェニックなキームン。
ひとりだけ目もきれいで風邪もすぐ治ったのですが、最初から便秘がひどく、お尻にうんちをつけて歩いていたりしました…
一度先天的に直腸に問題があるから手術をした方が良いかも、と言われましたが今は里親さんのところで安定しているようです。
他の3匹が風邪をずっと引いていたのでひとりだけうつらないように隔離していたからか、寂しがりやでよく泣いていて不憫でした。

(ひとりだけ見えない、下で小さく寝ているのがなつめです)
と、そんな4匹に目薬を刺し、薬を飲ませ、週に2回獣医さんへ連れて行っていたのですがなかなか回復しません。
いろいろ考えて、設備の整った少し大きめの病院へセカンドオピニオンを受けに行きました。
(ここからの「大きな病院」での、ワクチン代をのぞいた治療費をクラファンさせていただきます)
(2へつづく)